彼らを「2年生」と呼ぶにはまだ若干の違和感はあるものの、仲町FC屈指の大所帯の2年生が開進League交流戦に参戦しました。子供達のプレー時間を増やすために２チームに分けてのエントリー。決して広くはない城北中央公園のフットサル場を縦横無尽に駆けまわる２年生に変化を感じた人は少なくなかったでしょう。これまで人任せだった選手にモチベーションが芽生え、リアクション一辺倒だった反応に一瞬の思考が挟まれてきたのです。もちろんまだまだ準備は不十分で繰り出すパスやシュートも荒削り。ボールに関わることの大切さや関わり方そのものが、ほんの少しだけどレベルアップしているように感じました。EITOのゴールはその象徴。これまでも走力の高さはたくさんみせてくれていたものの、肝心なフィニッシュにつながらないことが多かったEITO。サイドから再三の突破を試みるSHUJIからのクロスをゴール前のスペースで待ち構え、キレイに合わせたシュートは相手JCJゴールに突き刺ささりました。味方を見てゴールを見て、次のプレーを予測しその先に描かれたゴールイメージが実現した瞬間。たくさんトライしなければこの瞬間には巡り会えない。味方の助けなしには喜びは生まれない。
大きく速い相手にひるまず、今やれることにベストを尽くし、真剣にサッカーすることを全員が体感し共有することを目指して２年生。まだ始まったばかりです。
