新4年生として初の公式戦となる「ハトマークフェアプレーカップ」に仲町FC_u9チームが挑んだ、短くもアツい1ヶ月間が終わりました。この大会のためにチーム全員で取り組んだ多くの戦術。いや戦術と呼べるほど洗練なんかされてなかったけど、泥臭く激しく戦い抜いた全てのメンバーがチームの誇りです。初戦の南光さんは、これまで何度戦っても勝ちきれなかった試合巧者。中盤での絶え間ないプレスと両翼からの崩しを試みるも、なかなかゴールをこじ開けられなかった試合に勝利できたのは、中盤の底で鬼神のごとくスペースを支配するARATAの運動量。二戦目のアロー戦でチームに勢いを与えてくれたのは変幻自在のパスを繰り出すRYOKAの右足。そして互いに決め手を欠いた田柄さんとのGameに1:0での決着をつけたのはTASUKUのビッグセーブとSHUJI・RYUの鋭い動き出しとゴールへの執念。そして迎えた王者「FC大泉学園」さんとのクォーターファイナル。
結果だけみれば0:10の完敗。今まで感じたことのないスピードと精緻な技術。そしてチームとして統率された組織。
手も足も出なかったのか?
いや、全然そんなことなかった。全てのシーンはたとえそれが失敗した場面であったとしても勇敢なフットボーラーそのものでした。大きく速い相手に対してどう戦うのかを考え、不利な局面をなんとか打開すべくチャレンジを愚直に繰り返すことが出来た現時点で最高のGameだったと思います。試合後にみんなで流した涙は全力で戦った証。この悔しさを感じることができるからこそ、次の勝利の喜びが生まれるのでしょう。立ち止まっているヒマなどないね。