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2014年度さわやか杯 3B予選一回戦(練馬総合グラウンド)
仲町FC 4:0 富士見台FC

6年生にとっては最後になる公式戦「さわやか杯」。毎年8月末から練馬(3B)予選が始まりました。
仲町FCの初戦の相手は富士見台FC。これまで練習試合の経験もあまりなく、戦力や戦い方などの情報も少ないチーム。
仮に情報があったところで戦い方を変えられるほどオプションが豊富なわけではないけれど、
もちろん油断など出来るはずもありません。
ポゼッションで上回る仲町FCは序盤から相手陣内でゲームを進め、DFラインからのスルーパスで再三両サイド裏のスペースを狙います。
パスは通るものの、受けた後のアイデアが乏しくもたつく間に相手選手にカラダを寄せられ奪われるパターン。
KAIからのクロスをアタマで合わせたayatoのゴールで先制するものの、組織で相手を崩す展開にはなかなか持ち込めませんでした。
足元なのかスペースなのか? 蹴るのかコントロールするのか? 見るのか待つのか? 行くのか行かせるのか?
その場その場での局面判断による個人戦術の積み重ねは個人戦術にしかなり得ないのですね。
個人が戦況をそれぞれ予測し、それぞれが関わるべきプレーを準備しておかなければ、チームのレベルは上がらない。
チームのレベルとは選手個々が考えうる予測の精度と予測に応じた対応策(プレー)の整合性によって決まってくるのです。
一見「快勝」に見える今日のゲームですが、決して快勝なんかでは無い。
自陣ボールを追う味方DFを歩きながら眺める攻撃陣。
味方DFがボールを奪ったらどうする?奪ってから考えるのでは遅すぎることに気付こうよ。
味方CK時にハーフウェーで3人並んでどうするの?FPは7人しかしないんだぜ。点取るキモチあるの?
気を引き締めて二回戦以降を戦って欲しいです。