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05/04(日) 2014年度_練馬リーグ 第五節
仲町FC 1:2 大泉東SC

「西東京健康広場」住宅街と畑が続くのどかな町の中に突如出現するクレーのグラウンド。練馬リーグ第五節はそんなピッチで12:50にキックオフのホイッスルが鳴りました。奇しくも今日の対戦相手は先日の4年生大会で勝利した「大泉東SC」。大柄な選手こそ目立たないもののフィジカルの強さと高い走力が予想されるチームです。開始序盤は一進一退の攻防が続きますが前半8分、相手ペナルティエリア手前の絶好の位置でFKを獲得。HAYATOの蹴った低い弾道のシュートは枠を捉えるも相手GKが見事なセービングではじき出します。

仲町FCは再三サイドからの崩しを試みるものの有効なクロスが入らず焦れた展開。後半12分、左サイドからKAIの蹴ったグランダーのボールをシュート、ゴール前で味方に当たってゴールイン、、というシーンありましたがオフサイドの判定でノーゴール。惜しかった!大泉東SCはあまり中盤で時間を掛けずに仲町陣の奥深くにボールをどんどん放り込んできます。決してウラのスペースを狙って蹴っているわけではないけれど、ハーフウエー付近から味方のCFと仲町DFのあいだめがけて蹴りだされるボールにFWがしぶとく食い付きたびたび好機を作り出していました。

前半17分、今度は大泉東にFKのチャンス。エリアギリギリでパンチングを試みたGKのプレーがハンドの判定となり、レフティが蹴ったFKはカベ五枚の頭上を超えながら美しい弧を描きゴール右上に吸い込まれ一点を先制。おそらくエースが決めたのでしょう。意気上がる選手とベンチ。でもあれを決められたら仕方ない。それぐらいいいキックでした。
序盤は動きが少し固く、またピッチの幅が若干狭いことも影響したのか、いつものダイナミックなサイドアタックがなかなか引き出せなかったけど、PLAYTIMEを重ねるごとに二列目からサイドへ叩くパスの角度が良くなってきました。後半開始2分、一瞬の相手DFのスキを突き右サイドからのクロスをRUNAが合わせ同点ゴール。沸き立つ仲F。がその喜びもつかの間、ゴール後のキックオフからのボールをダイレクトに蹴ったボールは少し前目にポジションを取っていたGKの頭上を超えまさかのゴールイン。GKのポジションをしっかり確認して狙った、、のかどうかわかりませんがほぼハーフウエーから蹴った約30メートルのロングキックは良くも悪くも大泉東SCの強力な武器なんですね。後半残り時間、仲町FCは攻め続けるものの相手ゴールを奪うには至らずこのままタイムアップ。悔しいリーグ戦半ばでの敗戦です。
でも負けはしたもののサッカーとして見た場合、実はそんなに悪い内容ではありませんでした。それぞれが自分のストロングポイントを発揮しチャレンジしていた今日のゲーム。ミドルシュートを何本か見せて相手DFをおびき出し、そのウラを狙う。タッチラインに逃げずにサイドからでもゴール方向にドリブルを仕掛ける。つかむ、はじく、出る、ステイするのGK判断

ただ今日のゲームでイマイチだったのは相手やボールとの距離感です。みんな自分の得意なプレーをやりたいんだけど、距離感が悪いためにドリブルが相手の足に引っかかったり、シュートコースが見つけられなかったり、自分がフリーであることを感じれなかったり。。
これまでの成功体験を振り返ると、かならず味方や相手それぞれが絶妙のバランスで向き合っていた瞬間の存在に気づくはず。
それを偶然の産物である「瞬間」ではなく、創造的な「間合い」として体得した時、サッカーのレベルがひとつ上がるのだと思います。