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◉仲町FC 1:7 光が丘カナリーズ◯
新4年生(現3年生)にとっては初の公式戦となる「フェアプレーカップ」。前週の予定が今週に変更になり、建国記念日の今日初戦を迎えた3年生。初戦の相手は強豪「光が丘カナリーズ」。両サイドのスピードを活かした仕掛けは迫力があり、どこからでも狙ってくるゴールを目指す気持ちは脅威でした。前半で奪われた3点はいずれも右サイドからのサイドチェンジに正しく対応できなかったことが原因でした。特に三点目のヘディングシュートは相手の勝ちたい気持ちが凝縮されたプレーだったように思います。後半の失点は早めに打ってくる相手を見抜けずシュートコースを意識したディフェンスが出来なかったことが大きな理由。一方、仲Fは全般的に単調で、失ったボールに対しての反応を繰り返すリアクションサッカーを繰り返すのみ。。いつもの元気はすっかり影を潜めてしまった初の公式戦。あっというまの30分。油断とか緊張とか集中出来なかったとか負けたことへの言い訳と理由付けなんかいらないのです。勝負事だから負けるのは仕方がない。その負けをどう受け入れて次へつなげるのか?試合後のミーティングでうつむく選手達に対して何をしてあげられるのか?この大敗を価値ある経験にするためには選手1人1人を尊重しながらチーム最適化を継続的に考える必要があるのかな?と思います。

「よくやった」「がんばった」なんて言葉は不要。そんな言葉で満足したいのなら目標レベルを下げれば済むこと。大事な試合で頑張るのなんか当たり前。どう頑張るのか?なにをするのか?3年生がクリエイトするサッカーの全てに「質」を求めていくことこそが、周囲のオトナが心がけていくべきことなのでしょう。

でもね、負けちゃったけど仲FのGKが見せた勇気には感動。ゴールに向かってくる軌道のクロスボールに対し怯まずにキャッチを試みる姿は決して洗練されたものではなかったけどあの前に出る決断が無かったらおそらく倍の失点につながっていたはず。自分の決断が成功につながったとき、それがレベルアップの瞬間。その経験を試合の中で積めて良かった。ナイスキーパー!きっと次はもっとうまくいくはず。