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◯開二U10 3:2 仲町U10◉
◯開四U10 6:0 仲町U10◉
2016年度の開進LeagueはHOME仲町小での開催でスタートしました。相手はいつもお世話になっている開四さんと開二さん。これまでも何度か戦っているチームであり、これからも、もしかしたら小学校卒業後も付き合っていけるサッカー仲間達。好ゲームそして勝利が期待されたもののほろ苦い結果が4年生を待っていました。

「絶えず状況を掴み次のプレーに備える」「相手のギャップを見つけパスコースを作るあるいは消す」「ゲームに全員が関わる・関わる手段を考え実行する」中学年で体得したいサッカーの基本は、やはり試合でいきなり表現できるものではなく、普段の練習の中で選手それぞれが考えながら繰り返していかないと実力として身につかない。

仲町の選手が「ボールを蹴ってプレー」していたのに対し開四、開二の選手は「ボールを運んでプレー」していたことにオトナは気付くべきです。サッカーなのにボールを蹴ってはいけないのか? 蹴るのは手段。では目的は何かを深掘りしてみることも大切なのかもしれません。ヘディングやトラッピング、スライディングやセービング、パスやシュートだって数ある手段に過ぎず、選手が共有すべきサッカー(試合)の目的を整理し理解することが勝利のために不可欠なのだと感じるのです。
誰だって負けたくない。でも気持ちだけじゃ勝てない。
サッカーだからこそ蹴らずに運ぶ感覚を覚えて、4年生全員で一つのボールを勝利に向けて運んでいって欲しいなと思います。