仲町FC 7︰0 大六フォンターナ
悔しかったU12Leagueはもう済んだこと。東京大会のベスト4が決まったタイミングでU12最後の大きな大会「練馬区民大会」が開幕しました。4チームでのリーグ戦1位のみがノックアウトステージに進む厳しいレギュレーションを勝ち抜くためには、これまでの経験を正しく整理し活かし切ることが大切。これまでの努力をムダにしないためにも残る公式戦一試合ごとをどう戦うのかが問われるのです。Kickoff後、すぐさま主導権を握る仲F。#8から繰り出される鋭いスルーパスが右サイドの#7に渡ると、CF#10がダイアゴナルラン。低いクロスを豪快に蹴り込み開始30秒で先制点。素晴らしい立ち上がり。その後も圧倒的にポゼッションで上回り、殆ど相手陣にてゲームを進めるものの、何かが物足りない。キックの技術、パスのスピード、判断のバリエーション、どれをとってもLevelは低くはないけど、チームとしての完成度を高めるために必要なピースは何なのか?後半に入るとなぜか足が止まりがちになり、スペースでの動き、つまり予測に基づくアクションが目立たなくなった仲F。確かに得点は出来ているけど、今日のゲームだけで言うと特に後半はシュートやパスなどの技術に頼った結果であって、メンタル部分での脆さが垣間見えたゲームだったかもしれません。メンタルは難しい。強い弱いだけではなく、状況に応じて臨機応変に自分の気持ちをコントロールしカラダを反応させるための技術。それがメンタルなのであれば、その好例を示してくれたのは前半途中から投入された#17のプレーでした。正しく見て、待って、瞬時にギアを入れ、走り、一対一を制するGOAL前でのクレバーな迫力。1stタッチの正確さ、献身的なサポートの動きが素晴らしかった。次節も全力で走ろう。まだまだ終わらない。