本年度最後のHOMEでの練習試合を開四SCさんが受けてくださいました。特に5年生(新6年生)は来月から始まる練馬リーグ・全日本少年サッカー大会3B予選に備え、結果はともかく内容にこだわって欲しいゲームでした。開四の新6年生は特に大柄な選手はおらず、小柄ながら敏捷性に優れた印象。テクニックはもちろん、サイドからの崩しを徹底しスピードに乗ったドリブルで仲Fのタッチライン際のスペースをどんどん突破してきます。確かにサイドプレーヤーのドリブルテクニックは目を見張るものがあったのですが、中盤をしっかり作ってきてタメを持たせることが出来るからこそ、この攻撃が効果的に機能していたことに注目。FWの選手が一列下がりクサビを受けてからもう一度ポジションを取り直すという高度なプレーを何度も見せてくれました。勝たなければいけない公式戦であれば、選手それぞれがこのタメに気付き、ボール供給源を見つけ出し、対処方法を考え実践していく必要があるかもしれません。一方の仲Fは、個人戦術でFtoFの仕掛けを挑み、そのチャレンジが成功するとチャンスに繋がるという戦い。個人のチカラでアタッキングサードまでボールを運んで、フィニッシュも個人のチカラに頼らなければ得点が難しい戦い方を自ら選んでいたような気がします。サッカーの質を高め、ゲームのレベルを上げていくにはチーム戦術(チームコンセプト)が必要な時期なのかもしれないと感じたゲームでした。

4年生(新5年生)はマイボールへのコダワリが無さすぎ!!!! なぜこうも簡単にボールを失うのか?また失っても奪い返しに行かないのか?DFの選択肢は例えフリーであってもクリアの優先度が高くビルドアップ、MFもDFからのボールを受ける意識が希薄・FWは前へ急ぐあまりプレーが雑になり、こぼれ球や相手のミスにつけ込むことでしかほとんどチャンスを作れなかったかも。新しいリーグも始まる新年度に向けて最多部員数を誇るこの学年が、その層の厚さを見せつけてくれることを期待してます。

年度末の忙しい中、急なマッチメイクに応じてくれた開四SCさんに感謝します。ありがとうございました。