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5月の空は青く、気温も上がり夏の雰囲気。練馬のオアシス光が丘公園にあつまった仲F3年生達。前日の練習試合で出来たことを確認し、出来なかった事を修正し臨む(はずの)今日のリーグ戦。午前中からお昼ごはんをはさんで三試合をこなすスケジュールは、この今日の暑さを考えると少し過酷なような気もします。

たくさんのパパママの応援に見守られグラウンドに飛び出す仲町FCの選手達。
一試合目はカラダもアタマもエンジンが掛からず、単調なプレーの連続。攻撃も守備もほとんど全てがコマ切れで、連動する気配はもちろん得点出来る雰囲気がまったく感じられないゲームでした。

判断が遅い、プレーの選択肢が少ない、ゲームの流れに関わらない。。きっと選手たちもつまらなかったはず。うまく言えないけど「サッカーっぽい遊び」を「させられていた」感覚だったような気がします。でも彼らはそんな悪い流れを修正出来るスキルを身に付けました。

2試合目3試合目はいずれも「強豪」と呼ばれる試合巧者のチーム。個人技とスピードと連携に対向するには、どうすればいいのか。ゲーム中に仲間同士で声を掛け合い集中を持続させ、キケンなスペースを埋め、パスコースを作り、時にはカラダを張ってディフェンスする。それをやり切る。チームとして。

今の彼らに必要なのは成功体験。もちろん失敗もあるのだけど、その失敗が成功に繋がるのなら失敗とは言えないんじゃないのではと思います。GKからの素早いパスはカウンターの起点になることを知り、GKとの一対一を確実に決めるためには冷静さが必要なことを自覚し、ゴール前で捨て身で足を出しシュートを防ぐことは仲間からの信頼を得ることに繋がることを感じ、そんな一人ひとりの思いがチームに無くてはならないものだということをみんなが気づく。なぜならみんな仲間だから。

vs クリストロアSC 2:0
vs 不二SC     0:0
vs 石神井SC    1:0

三試合を戦って2勝1分の成績は誇らしい。
5月の澄んだ空と同じ色のユニフォームは試合終了後には砂ぼこりと汗にまみれて、さらにキレイな水色になりました。