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「サッカーを楽しむ」って簡単に言うけど、実は難しいのだと思います。難しくさせている理由はなにか?子供たちへのプレッシャー?試合前の指示、試合後のフィードバック、子供たちの為に良かれと思って整備しているはずの環境が、実は楽しむとは対極の方向へ向かっているのだとしたらとても怖いことです。

学校の休み時間や休日の公園でするときは「楽しいサッカー」ルールに従ってチームで戦う試合のときは「楽しくないサッカー」こんなふうに二種類のサッカーが子供たちの心のなかに存在するのだとしたら、後者に携わる大人たちは何か考えを改めるべきなのかもしれません。板橋や豊島のチームと戦うバイシクルリーグは地元のローカルリーグではあるものの、それなりのオーガナイズが為され本気で戦わなければ決して勝つことの出来ないゲーム。

今日の相手は「池袋FC」事前情報なんか全く無いチーム。素早い寄せ、決して止まらないスプリント、そしてメンタルの強さ。

仲町FC2−3池袋FC

前半あっという間の三失点はなんだったのか?その原因が「緊張」だとしたら指導者はどう対処すべきなのか?緊張は決して悪いことではないし、むしろ緊張の中でのパフォーマンスに価値があるはずだけど、動きの固さや判断の遅さや修正力の脆さは、いかに集中とリラックスを同時に発揮しないとたやすく露呈してしまう弱点になるのでしょう。

仲町FC4年生は決して弱くなんかないし、テクニックもある。集中することだってできるし走る気力だって負けてない。あとちょっとの勇気と自らを奮いたたせる冷静さがあれば、きっと緊張やプレッシャーを「楽しさ」に変えてくれるはず。がんばろうね4年生。