本年度U9カテゴリのわんぱくLeagueもすでに6試合を消化し、ここまで4勝1敗1分の成績。今日は二試合が行われました。一試合目の下赤塚戦に勝利し、に試合目は強敵の中村SSさん。抜群のテクニックと走力を兼ね備えた素晴らしいチーム。昔から続く伝統の赤ユニは存在感抜群。一筋縄では対抗できない相手にどう戦うべきなのか考えました。ボールが動く局面局面での一対一ではどう考えても分が悪く、ポゼッションで上回りながらチャンスを伺うやりかただとなかなかチャンスが生まれそうもない雰囲気。で、あれば、あえて相手に攻める時間を与え、ブロックでの守備から一気にカウンター狙いでの攻撃が効果的だと考えます。前半はなかなか互いにチャンスを作れず時間が過ぎていきます。相手のシュートも枠を外すことが多く、ゴールキックのリスタート時に最初の失点。GKからのキックを受けたRyokaの背後から相手FWがチェイスを仕掛け、奪われたボールをフリーで蹴り込まれてしまったのです。ちょっとした油断が招いた展開に意気消沈するメンバ。が、いつもだったらこのまま集中力を欠いて失点を重ねるチームが今日は違いました。
FWを置かずに両ウイングがサイドに張り出し、二列目が溜めを作って飛び出しを狙う攻撃が同点ゴールを生み出します。右サイド自陣内でポジションを取るeitoは目の前のスペースに出たarataからのパスに反応。相手ゴールに向かって抉るような高速ドリブルに相手DFは追いつけません。狙いすました右足からのシュートはサイドネットに突き刺さりました。早い時間に同点に追いついた仲FU9の闘志は更にヒートアップ。落ち着きを取り戻したGK、Ryuのフィードと粘り強いHaruのディフェンスが相手FWの突進をことごとくストップ。ピッチ内のあらゆる場所に顔を出すShujiの運動量はボールホルダーへの効果的なプレッシャーとなり、決定機を作らせません、後半開始6分、DFが繋いだボールをArataが受け素早いターンを見せルックアップ。右サイドをフリーで走るEitoへスルーパス。GKとの一対一を避けたEitoは再びArataへパス。DFを引きつけゴール前でタメを作ったArataから再びEitoへ渡ったボールをEitoがシュート!逆転ゴールはとても美しく感動的なパスワークから生まれました。その後も冷静に守り、カウンターからのゴールを重ねた仲F。終わってみれば4:1の快勝。1stタッチの大切さ、落ち着くことの重要さ、そして勝利を目指す団結した気持ち。サッカーに必要な要素がギュッと詰まったこの試合。
戦ってくれた中村SSの選手みんなにも拍手を贈りたいと思います。