いつもお世話になっているBOA様からのご招待で参加させていただいている「FarSterCUP」。
フットサルルールでの15分一本勝負のオーガナイズは細かい駆け引き無用のショートバトル。予選を勝ち抜きグループを一位通過したU10メンバーに油断は感じられませんでした。準決勝の相手は良きライバルのFCムサシさん。
これまでの戦績では若干勝ち越してはいるもののその実力差は紙一重と言っていいはず。打倒仲町に燃えるムサシさんからは攻守共に強烈な迫力を感じます。そんな相手の勢いを正面から受けず、絶えずボールと味方をずらしながら戦う仲町のプレースタイルは無駄な接近戦で勝負せず、スピードと攻撃バリエーションの豊富さで徐々にムサシさんを上回り、1:0で勝利。
決勝戦を前にした子供たちに掛ける言葉として選んだのは「チーム全員で全力で試合に関わる」でした。
ピッチのメンバーが全力で戦えるのはベンチに信頼できる仲間がいるからこそ。
ベンチで出番に備えるのはピッチに送り出したメンバーとの絆の証。
素晴らしい環境で素晴らしい仲間と最高のサッカー経験を積んでくれた決勝戦は一進一退のしびれるゲームとなりました。
相まみえるのは大泉JFCさん。大柄のDF2人を後列に配置し、しっかり中盤を作りリズムよく仲町ゴールを脅かします。一方仲町は、両サイドのアタッカー陣が躍動。
DFリーダーRTUTOのクレバーなパスカットやビルドアップから効果的に強固な相手DF網を破り、ゴール前に侵入。
足元のテクニックもさることながら、フィニッシュまでの連動した意思疎通のスムーズさがU10チームの強さの原点かもしれません。
2対2で迎えた残り3分の時間帯に奪った決勝ゴールは味方からのロングボールを予測し、反応したYUKITOから生まれました。
喜び爆発のU10メンバー。もちろん全員が喜びの中心。
ケガで出られなかったメンバーや別カテゴリへの招集が多くU10活動が少なかったメンバーも含めたこのファミリーの勝利を心から誇らしく思います。
来年群馬で開催される「FINTA 東日本チャンピオンシップ」への出場権を得たのもスゴイこと。
ぜひぜひこのまま突き進んでほしいです。