2025年度U12リーグ前期、ここまで4戦全勝の成績をあげ、残すは3試合。
今日の初戦は、いつも様々な年代で練習試合で交流している開進第三小SCさん。雨に濡れスリッピーな練馬総合グラウンドでの真剣勝負。キックオフの笛も高らかに決戦の幕が切って落とされました。
両チーム緊張感を持ったゲームへの入りだったものの、開始早々ハーフウエー付近のこぼれ球にCBソラが狙いすまして放ったロングシュートが見事ゴールイン!!
幸先よく先取点を奪いこのまま仲Fペースかと思われた前半でしたが、大柄でフィジカルに勝る開三さんの力強い反撃に苦戦。ゴール前45度の位置で得たFKもポストに当たる不運に見舞われ、停滞ムードで迎えた終了間際に自陣エリアすぐ外でのDFとGKの一瞬の判断/連携ミスを突かれ失点。1対1の同点で前半を終えたものの、相手の気迫に少し押され気味なのは否めない雰囲気でした。
互いにボールの出どころ出しどころがわかりにくいチームであり、中央突破から勝機を見出すことが多い印象ではあるものの、明らかに体格差のあるチームと同じトレンドでゲームを進めても得られるチャンスは少ないはず。ある程度攻めさせることとポゼッションを許容しながら、機を見て組織で奪い、時間を掛けずにショートカウンターでエリア内に迫るサッカーが効果的なのかもしれないです。
後半に入っても開三さんの気迫は衰えず、仲Fは再三のピンチを粘り強いディフェンスで凌ぐ展開。右サイドを上がってきた相手ウイングの動きにCBが引っ張り出され早いタイミングで放たれたシュートが決まり痛恨の勝ち越し点を与えてしまった仲F。その後も相手シュートがポストに当たるシーンなど肝を冷やすシーンが続出し、このまま敗戦を迎えてしまう不安もよぎった後半残り3分。ナナトが蹴った右コーナーキックからの折り返しをナオキが左足を一閃。値千金の同点ゴールが生まれそのまま試合終了、難敵開三さんから貴重な勝ち点1を獲得できました。
今日は負けてもおかしくなかったゲームだったけど、そう感じたのはきっとボール接点の精度が甘かったからでしょう。
相手陣での味方へのサポートの遅さ
準備不足による雑なファーストタッチ
幅方向への意識不足
いずれも攻撃時に露呈した補うべきスキル群。相手プレスをかいくぐりスピードと狡猾さでタフな試合を勝ち抜くためにはさらなるレベルアップを一人ひとりが追求すべきです。
ともあれシビれるゲームを見せてくれた選手たちに感謝。
自分のため、チームのために何をすべきか?を常に自問自答しつつ次戦に備えてほしいです。