お隣板橋区では1〜6年生の各年代で区民大会があるそうです。しかも低学年は8人制で高学年はなんと11人制。。なぜ少年サッカーが少ない人数でのゲームを奨励しているのかを正しく理解していない昭和世代の考え方なのかもしれませんがともかくルールはルール。いつも懇意にしていただいている成増SCさんから「8人制で2年生のゲームをぜひ」というオファーをいただき、光が丘でのテストマッチをセットしました。

8人制サッカーには11人制同様様々なフォーメーションが存在しますが、今の仲F2年生にふさわしい戦い方はなにか?を試す上でも、光和小での苦い経験を活かすためにも今日の試合は大切な意味を持つはず。ほぼ少年用フルサイズに等しいピッチを活かしゲームを組み立てることが要求されるのです。

成増SCの選手はみな大柄でフィジカルを前面に出した突破は脅威。ただ時折見せるトラップミスや大きくなったドリブルの間隙を狙ったボール奪取から仲Fがポゼッション主導権を握る展開が目立ってきました。最後尾から中盤サイドへのスルーパスで相手DFをずらし、空いた中央のスペースへFW、時にはCBが走り込みシュートを狙う戦術はおそらくゲームの中で子どもたち自身がその有効性に気付いた産物。前日の校庭練習で試みた4対4のロンドと6年生から叩き込まれた判断の速さの重要性をおそらく選手皆「ああ、このことか」実感したはずです。そして何と言ってもこの日輝いたのは唯一U9メンバーとして参加してくれたJINTOのクレバーなプレー。ときには両翼から鋭いカットインを試み、ときにはアンカーとして相手攻撃の芽を摘み、味方2年生の能力を存分に引き出してくれたチームスピリットは本当に素晴らしかった。

対戦いただいた成増SCのみなさま、ありがとうございました。