4月13日(土)、4年生唯一の公式戦、ハトマークフェアプレーカップ(東京都4年生サッカー大会)3ブロック予選一回戦を迎えました。そういえば「ハトマーク」でなんだろう。。毎年いっつも「ハト」と略称で呼んでるけど、ちょっと調べてみたら“公益社団法人東京都宅地建物取引業協会”のシンボルマークのことだったんですね。およそ子ども達には縁遠いと思われる方々がスポンサーについてくれてるんですね。ありがたいです。
つい一ヶ月前までは3年生だったのに、4年生に進級したとたんの公式戦。それも3年生時に経験したリーグ戦方式ではなく負けたら終わりのノックアウトステージ。これまで積み上げてきた経験とスキルが試される初戦の相手は“向山SC”。向山、といえば今は無きとしまえんのお膝元。もちろんチームも歴戦の兵。決して侮ってはいけない相手です。向山さんは大型サイドアタッカーと小柄ながら圧倒的なテクニックとスピードを持つFWを中心に攻撃を組み立てる戦い方。対する仲町FCはアタッキングセカンドでのプレスで高い位置でボールを奪い、ショートカウンターとピッチ幅を有効に使って攻めたいところ。ほんの序盤はそんな戦いが奏功し相手陣で主導権を握ったかに見えましたが、やりたかったカウンターを右サイドから逆にやられて警戒していたサイドアタッカーの突破を許しまさかの失点。勢いづいた相手にセカンドボールをことごとく拾われてその後もチャンスを作り出すことができません。後半に入りなんとか同点に追いつきたい仲町FCでしたが、自陣ゴール前で与えたフリーキックを決められ痛恨の2失点目。再三に渡りドリブルで打開を試みるも、サポートが遅く決定機を作れないまま、初戦敗退となってしまいました。
チームとしての推進力、幅と奥行を活かす展開力、スペースを見渡し状況を理解する俯瞰力、それら全てが紙一重だったかもしれないけど相手が上回っていた。
入学したての頃はコロナ全盛時でろくに練習も出来なかったけど、
ともに精進してきた仲間が大会前に引っ越しでいなくなっちゃったけど、
フルピッチでの試合経験はそんなに多くはないけど、
でもそんなの全然関係ない。
眼の前の試合や練習にどれだけテーマや目標を持って臨めるか?その結果を次の機会に活かしているか?(少なくとも活かす努力をしているか?)
そんな心構えだけでは勝てない相手はたくさんいるけれど、更にその心構えを上積みすることが出来ないと今日の負けが無駄になる。
試合後ピッチを離れたときに多くの子供達が流した涙。
スタメンも控えも全員が一体となって全力で戦った証に違いないです。
応援に駆けつけてくれた多くのお父様お母様、対戦してくれた向山SCのみなさま、ありがとうございました。