練馬区立豊渓小学校は練馬区で2番目に古い小学校だそうでなんと創立148周年!(ちなみに一番古いのは石神井小学校だそうです) そんな豊渓小学校を拠点に活動するバロンピエさんにお招きいただき、我らが仲町FC_U7(1年生)が記念すべき入学後初となる練習試合に臨みました。4月の時点での1年生部員は6名。そのうち4名の精鋭が参加。バロンピエさんからは“4〜5人制くらいで楽しくやりましょう”とお声がけいただいていたので、日本サッカー協会も推奨し指導教本にも書かれている基本フォーメーション“GKなし4人制”で実施。ピッチサイズに対して最適なオーガナイズは多くの選手にボールに触れる機会が増え、サボるとやられる緊張感を強いる環境が作り出せるのです。この日は気温も高く汗ばむ陽気で子ども達の体力も少し心配でしたが、相手のバロンピエさんも含めほんとみんなよく走ってくれました。
ドリブラーNIINAのスピードあるプレーは相手陣奥深くを切り裂きゴールを量産。ファイターのSOYA、RYUICHIROは果敢にボールにチャレンジし相手にプレッシャーを掛け続け、ファンタジスタFUMIKIの変幻自在なポジショニングはさながらシャドーストライカーの狡猾さ。今までKIDSクラス時代にも試合は経験してるけど、おそらくこんなに走ったのは初めてではないか?と思えるくらいの戦いを見せてくれました。
10分のゲームを数本こなしたあと、子ども達に少しだけポジショニングのアドバイス。作戦ボードを忘れたので地面に絵を描いて“ひし形の陣形での戦い方”を説明したところ、“CBからビルドアップしサイドへ展開、中央への折り返しで決める”をなんと見事実行!!!!!
味方やボールとの距離感やピンチやチャンスを感じる洞察力はもちろん年齢や経験を重ねれば身につくスキルではあるけれど僕ら大人はそれに気づくキッカケをたくさんの練習や試合を通じて与えることこそが大切な役割なのですね。
これまでの経験値や世の中の「1年生にはまだ早い」とか「もっと自由でいい」などの既成概念を覆された今日の体験を多くの子ども達にフィードバックしてあげたいです。
味方同士でシュートを競うあまりゴールポストにぶつかってしまったシーンもありました。ゴール前でひたすら「待ち伏せ」を狙うシーンもありました。
コーチの話より砂遊びに夢中になってしまうシーンもありました。
でも全然良いのです。
これからもっとたくさんの価値あるサッカー体験を積み重ねてほしいです。
対戦いただいたバロンピエのみなさま、豊渓小学校まで子ども達を引率し応援いただいた保護者のみなさまありがとうございました。